3日に召集された臨時国会。初日となる今日は、新渡戸執政が所信表明演説を行い、最優先の課題として"大学改革・交通インフラ改革"を明言した。
新渡戸執政は演説で「大学の教授選出、いわゆる"象牙の塔"に適切な歯科治療を施して、どのように教授が選出されるのかを透明化しなければならない」と説明。また「日本海高幹線の北陸支線、そして奥羽高幹線の海北州延伸、これらの交通インフラについて忌憚なくメスを入れていく」とし、「今回の国会で、日本の未来に残る創造をしていく。その青写真を引いていく国会だ」とした。
一方や野党からは、海瀬リゾートの不正を融資をめぐる民政党議員の関与疑惑や、北韓との外交問題についての対応についての追及をしていく構えを見せている。
社会党の野坂党委員長は「与党による金権政治、海瀬疑獄の説明責任を果たさないまま未来を語ることはできない。今回の国会は、彼らが現実に目を背け未来を見ようとする試みを野党が一致して阻止していきたい」と語った。
国会後、新渡戸執政は記者団に対し「演説でも話した通り、今回の臨時国会の時間で、日本の未来に関する重要な話をしっかりと進めていきたい」とした。一方で海瀬リゾート問題などについては「捜査が行われているなか、無闇に話すことは控えたい」と言及を避けた。
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