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華国、南洋「十段線」主張で波紋

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 華国の自然資源部が今週月曜日に発表した声明が波紋を呼んでいる。自然資源部は月曜日の会見から、従来九段線と呼称されていた領有主張について「16年から公的機関で採用されている地図の認識を踏襲する」として「十段線」の存在を明示した。


 華国では2016年以降、従来の九段線に代わり台湾東部に新線が引かれた地図が徐々に採用されていた。今回の声明で華国政府は台湾の領有主張を一層強化したことになる。また東南アジア方面も依然として南シナ海全域の領有主張を続けており、諸外国は不快感を露わにしている。

 台湾外交部の報道官は昨日、この地図について質問を受け「台湾は決して華国の一部ではない。このような地図を認めるわけにはいかない」と激しく反発した。

 楢山無任所宰相は今日の会見で「華国による現状変更を試みる行動の全てを我々は厳しく注視している。自由で開かれたインド太平洋の理念は、南シナ海にも及んでいることは当然であり、フランスやアメリカと引き続き連帯を強化していきたい」とした。


 華国は近年、南シナ海に対する軍事的行動を強化しており、またこの1.2年で新型強襲揚陸艦の配備を進めるなど周辺国の海軍力を凌駕する部隊配置を進めている。

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