top of page

華国、教育改革で「愛国主義教育」を義務化へ

 香港メディアによると、長征市で5日から行われている全人代(全国人民代表大会)の討議で、「全過程に渡る愛国主義教育の実践」が盛り込まれていることが関係筋の証言でわかった。


 具体的な法案について初等課程においては、夏季休暇中に農村での簡単な労働を伴うサマーキャンプを義務付けるほか、初等教育の後期課程から中高等教育課程で、華国現代史・党理論教育を義務つける方針。また大学では愛国主義教育に関連する活動の実施を義務付け、これらを必修単位に組み込むとしている。

 今回の法案について香港メディアは「これらは後世に名を残すことになるだろう。王氏は言論空間をも自由に支配する、毛沢東以来の"偉大なる"指導者だ」と結んだ。


 これについて華国留学経験のあるライターの熊井氏は「私が留学していた00年代はまだ大学といえばリベラルな言論空間という印象が強かった。英語に長けている開明的な教授は政権を暗に批判することさえあった」と回顧し「しかしこのような法が可決されても致し方ない世の中になりつつあるという事実を大きく憂慮する。もし毛沢東が長生きしていたらやっていただろうことがいよいよ現実になるのだから」と語った。

最新記事

すべて表示
仏首相退陣表明、新渡戸執政「日欧関係に多大な功績」

フランスのプレオベール首相は現地時間14日、国民向けの談話で6月での退陣を表明した。これについて、新渡戸執政は公邸で「日欧関係に多大な功績を与えたクレバーな政治家だった。今後の情勢に注目したい」と記者団に語った。 プレオベール首相は2019年に「人民への訴え」を軸にする少数...

 
 
 
「仁喜の後南朝」?"自称天皇"の男を詐欺容疑で逮捕

江戸府警は1日、自称「小倉宮」を名乗る男(年齢非公表)を詐欺の容疑で逮捕したと発表した。男は「自分は南朝の末裔であり、本来の天皇である」と虚偽の主張を繰り返し、皇位奪還のための支援金名目で約300万円をだまし取った疑いが持たれている。府警は男の認否を明らかにしておらず、動機...

 
 
 
樺太郡議会、真岡IR誘致を本格化

樺太郡議会は4月4日、真岡地区における統合型リゾート(IR)の誘致を本格的に推進する方針を決定した。地域経済の活性化と観光振興を目指すこの計画は、長年にわたり議論されてきたが、今回、具体的な行動計画が議会で承認され、いよいよ実現に向けて動き出す。...

 
 
 

Comentários


bottom of page