衛務省は今日の会見で、「衛星コンステレーション事業」に伴う新型の小型偵察衛星を近くにも打ち上げることを明らかにした。
衛務省によると、ミサイル防衛などのため、多数の小型衛星を連携させて情報収集能力を高めるシステム「衛星コンステレーション」の構築に向けて、衛務省は一昨年、5年間でおよそ50基の小型衛星を打ち上げる計画の予算を調達した。
打ち上げるのは、太陽光を利用してカメラで地上を撮影する光学衛星と、対象物に反射した電波を観測する合成開口レーダーを搭載したレーダー衛星の2種類の人工衛星。光学衛星は、天候の良い日中にクリアな画像を取得できる。一方、レーダー衛星は天候が悪い時や夜間でも対象を捉えられるのが特徴だ。
鴻上衛務宰相は会見で「北韓や華国による脅威が現実的になる中、我々が独自に運用する衛星で確固たる防衛能力を有することが何よりも重要だ」との見解を示した。
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