今日開かれた民議院の予算委員会で社会党の野坂義美委員長は「彼らの政権運営が"めんどくさい"。"退治"ではなく"退陣"を」と与党に厳しい立場を示した。
野坂委員長は、これに先立つ土曜日にインターネット放送に出演し、新渡戸執政の演説について「地方活性化や格差是正などを声高に主張しているが、実行力がなければ意味がない」と厳しい評価を下した。
そして今日の答弁ではに「執政はインフラ分野での政治的言及を避けた。民鉄労組などのインフラ系労組を代表する労働者の声は政権に届いていない」とし「彼らの政策の皺寄せはすべて現場の労働者に響くという、最も単純で重大な問題を軽視している。基礎固めの政権と謳っているが、大前提の基礎を軽視していることは明らか」と批判した。
また野党関係者は新渡戸氏による地方活性化政策について「都会を軽視して地方票を稼ごうとするばら撒き政策」とし「新渡戸政権が抱える政治とカネの問題など、説明責任を果たさなければならないことは数多くある」と指摘した。
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