白河春樹内務宰相は昨日の会見で、内務省傘下の運輸庁に対し、今回のましゅう丸事故を受け、近く日本旅客航船への立ち入り調査を行うよう命じた。また会見で「ましゅう丸の整備状況が適切だったのか、運航計画に問題はなかったか精査しなければならない」としている。
運輸庁の事故調査委員会報告によると、今月25日に起こったましゅう丸事故では、ましゅう丸の動力系統に問題が生じ、10数キロほど漂流している状態にあったと伝えている。
また日本旅客航船は今回の事故を受けた会見で「まずは乗員乗客の生命に支障がなかったことについて安心すると共に、事故原因の究明に際して如何なる官庁の調査にも協力する」とし「国民の皆様にご心配をおかけして本当に申し訳ない」と陳謝した。
今回の事故を受けて、白河内務宰相は「運輸庁に対し日船に対し立ち入り調査を行うよう指示した」とした上で「安全確保は公共交通の大前提であり、これからも監督省庁として情勢を注視していく」とした。
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