錦繍の党機関紙「労働新聞」が報じるところによると、錦繍人民軍創建記念日に当たる昨日、錦繍労働党の金貞淑総書記の兄である金正銀総理が元山の海軍造船所を視察したと報じた。
労働新聞は一面で、キム総理が海軍造船所を視察し「国家核武力、そして我が軍の核運搬能力の最高峰」とする新型の大型潜水艦の造船設備を視察したと報じた。
また報道によると、キム総理が「国家核威力の完成は核威力運搬能力の多様化によって実現される」と指摘し「我々の潜水艦は、アジアの至る所から確実にアメリカ帝国主義と、その追随勢力の横暴から国民を守ることのできる白頭の聖剣だ」とし「速やかな実戦投入を目指し、海軍建設の全てを潜水艦とその随伴戦力に注力するよう」指示した。
今回の潜水艦について軍事ジャーナリストのステンレス=リー氏は「従来の錦繍人民軍海軍が保有していた潜水艦より明らかに大きい。そしてSLBM周辺の発射機構はソ連製ではなく、華国製を意識した作りになっているように感じる」と指摘した。
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