保衛艦隊の新型フリゲート受注に関する贈収賄疑惑について、今日の会見で鴻上防衛宰相は記者からの質問に「次どうぞ」と言及を避けた。また野党国民進歩党の今津聖子代表は「極めて重要な問題、臨時国会を開き真相を解明すべきだ」と非難した。
鴻上防衛相は今日の会見で、馬毛島の基地建設や日本海海上で来月下旬を目処に警備訓練を行うことについて言及した一方で、今回のフリゲート疑獄については触れなかった。
会見後の質疑応答でも、記者からフリゲート疑獄について聞かれた際には「回答を差し控える」「次、どうぞ」など回答を明確に拒否する場面が目立った。
フリゲート疑獄を巡っては、野党からも批判の声が上がっている。今日午後、国民進歩党の今津代表は記者の取材に対し「現政権はこの巨額汚職事件を闇に沈めようとしている。決してそのようなことは許されてはならない」と非難。その上で「速やかに臨時国会を招集し、今回の問題に対する真相解明を今すぐに行うべきだ」と国会召集を要求した。
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