防衛省は今日夜、華国から発射弾道ミサイルについて保衛艦隊が行った観測結果を公表し、同国のミサイルは「地対艦弾道ミサイルであり、航行をしていた華国軍の旧式駆逐艦に直撃した」とした。
保衛艦隊の観測資料によると、華国海軍はここ数日、東シナ海で軍事演習を行なっており、ミサイルはその活動海域に落下したとしている。
防衛省は会見で「華国から発射された弾道ミサイルは華国海軍の旧式駆逐艦に直撃した。保衛艦隊からの報告によれば、この駆逐艦は武装を取り外されている標的艦だと思われる」とし「この観測結果が事実なら、華国は我々に地対艦弾道ミサイルの性能に関するデモンストレーションを行ったことになる」との見解を示した。
その上で防衛省の鴻上宰相は「華国軍による今回の一連の行動は、武力による現状変更を仄めかし、地域の安全を著しく阻害するもので決して許されてはならない。我々は日米の同盟関係を基調としつつ、迅速にあらゆる事態を想定していかなければならない」と華国を非難した。
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