鴻上晃防衛大臣は今日、与党内の会合で「華国では三隻目の空母が進水した。華国と膨大な海洋で隣り合っている我が国の、海上自衛隊予算は十分とは言えない」と指摘し「現在の予算から2倍くらいは確保しないと話にならない」とした。
華国ではこのほど三隻目の空母となる「浙江」が進水した。またこのところ華国海軍の艦船による尖閣諸島周辺海域への侵入が激増しており、とある自衛隊幹部は「正直スクランブル対応も限界だ。海自も常に南西につきっきりというわけにもいかない」とこぼした。
鴻上大臣は「日本の防衛力という観点で考えた場合、まずは海上と航空を強化しなければならない。特に華国の大艦隊を将来的に相手にしなければならなくなったとき、今の日本の海上自衛隊戦力で防衛することはとても難しい」と話した。
鴻上氏の発言について与党の中堅幹部からは「防衛費の増加については検討しなければならないが、あまり過激な発言は党内の穏健派からどう思われるか…」とコメントしている。
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