鴻上晃防衛宰相は今日相模郡横須賀の海上自衛隊基地を訪問し、新型フリゲート艦(FFM)「すみだ」を視察した。
すみだは海自が従来保有していた艦艇より高度に機械化されており、100名程度の少ない人員で多用途の任務に対応できる最新鋭の護衛艦。相手のレーダーに捉えにくいよう船体の外壁が平らに設計され、ステルス性能が高いことや、従来掃海艇が担ってきた機雷除去の能力も備えることが特徴。
鴻上宰相は、停泊中の新型護衛艦「すみだ」に搭乗し、艦内を確認したほか、横須賀基地にある海上作戦センターを訪問した。このセンターでは海自の自衛艦隊司令部や護衛艦隊司令部などが集約されている。
鴻上宰相は視察を通して、「厳しい安全保障環境のなかにあって多様な任務への活用が可能な護衛艦『すみだ』への期待は大変大きく、その性能を遺憾なく発揮し、伝統ある我が国水上艦艇部隊を牽引して頂きたいと考えている」とし、またミサイル実験を相次いで行う北朝鮮や軍拡を急速に進める華国を念頭に「近隣国が日本周辺で活動を活発化させる中、平和と安定を確保する使命は一層重い」と自衛隊員に訓示した。
Comments